鉄道コレクション (鉄コレ)とは?

鉄道コレクション (鉄コレ)とは?

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鉄道コレクション (鉄コレ)とは?●鉄道コレクション (鉄コレ)のお買取はおもちゃ買取ドットJPへご依頼ください

 

 

日本の鉄道ファンの間で人気なのはNゲージやHOゲージですが、鉄道の展示用模型も密かに人気があります。鉄道模型を製作する会社の中でも老舗であるトミーテックが発売する鉄道コレクション(鉄コレ)は、展示用模型の中でもさまざまな種類がリリースされており、長い間愛されているシリーズになります。今回はそんな鉄道コレクションとは何なのか、ご紹介します。

■鉄道コレクション (鉄コレ)とは?

鉄道コレクションは、おもちゃメーカーで有名なタカラトミーの子会社であるトミーテックが2005年から展開している鉄道車両の展示用模型(ディスプレイモデル)のシリーズで、通称「鉄コレ」とも呼ばれています

鉄道コレクションでは、これまで同社がほとんど製作していなかった1960〜1990年代前後に使われていた鉄道車両が対象となっているのが特徴です。現在は廃線になった大手・地方私鉄車両もあるため、一部の車両を手に入れたいなら、実質この製品を買うしかありません。

再販されていないものや、数が少ない車両はプレミアがついて、オークションなどのサイトで高価取引されることもあります。このマニアックなラインナップが、鉄道コレクションの人気の秘密の一つともいえるでしょう。

●鉄道コレクションの仕様

鉄道コレクションでは車両のスケールはNゲージと同じ1/150となっています。鉄道模型の楽しみの一つは飾るだけではなく実際に走らせることですが、鉄道コレクションは展示用となっていますので、通常は動力で動かすことはできません

車輪は回転するため手で押せば動かすことはできるのですが、その点が物足りないという人も多いでしょう。ただし、Nゲージに換装できるパーツセットや専用の動力ユニットも販売されており、ファンの期待を裏切らない仕様になっています。

材質はコストダウンのためほぼ完全プラスチックで、それだけだと見た目にはチープな印象を受けます。展示用としては多少の疑問は残りますが、ダミーレールや車両の銘板付き台座が付属しており、それがあると多少豪華に見えます。

●レギュラーシリーズ

レギュラーシリーズが鉄道コレクションの基本的な製品で、各弾10種類の通常モデルに1種類のシークレットモデルを加えて発売されています。第1弾は2005年11月に発売され、現在まで年に1〜2シリーズほど定期的に発売されており、第30弾は2021年1月に発売され、最新の第31弾は2022年1月発売予定となっています。イベントなどで限定発売されることもあります。

鉄道コレクション第30弾

■鉄道コレクション (鉄コレ)の他の製品

鉄道コレクションにはレギュラーシリーズだけでなく、オープンパッケージの製品や限定の車両、コントローラーなども別途発売されています。

●オープンパッケージ製品

2007年には一般小売店向けのオープンパッケージ製品も販売開始され、こちらも多くの車両がリリースされています。レギュラーシリーズに比べると、目当てのものを当てる楽しみはありませんが、よりコレクションしやすくなったといえるでしょう。

鉄道コレクション 名古屋鉄道 3700系 2両セット

北神急行電鉄7000系7054編成6両セットA

●限定製品

レギュラーシリーズやオープンパッケージ製品とは別に、コレクターにとっては垂涎の限定製品も数多く販売されており、鉄道会社限定の製品やイベントの限定品などが過去に販売されました。中にはKIOSKだけで限定販売、という変わった販売方法の車両もありました。

鉄道コレクション 阪急920系 原型2両セット

鉄道コレクション 北神急行電鉄 営業開始30周年記念 事業者限定版 北神急行電鉄7000系 7051編成 6両セット

●専用コントローラー

乾電池式コントローラー、国鉄101系運転台型コントローラー、マスコン・ブレーキセット、メーター・ドア開閉器セットなどが、これまで販売されており、Nゲージにより近い楽しみ方ができます。

●動力ユニット

動力ユニットは通常走らない鉄道コレクションの車両を、Nゲージのように走行可能にする機器です。ワンタッチで簡単に車両に取り付けることができ、そのお手軽さが魅力です。鉄道コレクションにしかない車両を動かせる喜びがありますので、こちらも人気があります。車両が新しく出るたびに、動力ユニットもそれに合わせた仕様のものが発売されることが多いです。

●Nゲージ走行用パーツセット

Nゲージとして走らせるためのパーツセットで、取り付けることでトレーラー化することができます。

トミーテック ジオコレ 鉄道コレクション 走行用パーツセット TT-04R ジオラマ用品

●富井電鉄猫屋線

2016年、鉄道コレクション10周年を記念して発売された、ナローゲージ80の車両です。富井はトミーの当て字になっています。

■まとめ

鉄道模型の楽しみ方はただ動かすだけではなく、さまざまな楽しみ方ができます。鉄道コレクションも動かすことはできますが、飾ってコレクションしていくのも楽しみの一つになります。ジオラマ制作なども面白い楽しみ方の一つですね。ぜひ色々試して、鉄道模型を楽しんでいきましょう。

 

 

鉄道模型の買取実績です。2021年7月

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お顔もトーマスそっくりでいい感じですね!

僕は、このゴードンの顔が大好物です!なんとも言えないいい感じのお顔ですよね!!

HORNBY STEPNEY R9069です。状態が良いためしっかり価格がついてまいります。

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鉄道模型のカトー(KATO)について調べてみた

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鉄道模型のカトー(KATO)について調べてみた

鉄道模型のカトー(KATO)について調べてみた

 

 

カトー(KATO)は、鉄道模型業界ではトミックスと並んで大手といえる会社です。
長年この業界で鉄道模型の制作に携わっており、Nゲージ・HOゲージ製品は日本でも人気がありますが、それだけでなく海外でも人気があるのです。
今回はそんなカトーの歴史・取り扱い製品・人気商品などを解説していきます。

■カトー(KATO)とは?

カトーは以前は関水金属という名前で、1957年に加藤祐治によって設立された会社です。
主にNゲージやHOゲージの車両・線路・制御機器・ストラクチャー・アクセサリーなど、鉄道模型関係の製品を幅広く生産しています。
国内向け製品だけでなく、海外向けの製品も製造しており、事業の3割は輸出製品が占めています。

■カトー(KATO)の歴史

最初に9mmのNゲージ鉄道車両を作り始めたのは、1963年のことでした。
その翌年にNゲージの完成品を販売することを正式に発表し、さらにその翌年にはプラスチック製の「国鉄オハ31系客車」「国鉄C50形蒸気機関車」を発売しました。

国鉄オハ31系客車

その後も国内製品・国外製品を作り続け、1980年に株式会社カトーを設立しました。
ユニトラックを発売し始めたのもこの年です。
1986年にはHOゲージへと展開し、米国法人も操業します。
その後も順調に成長を続け、2015年にKATO Nゲージは50周年を迎えました。

国鉄C50形蒸気機関車

■カトー(KATO)の製品

鉄道模型業界では大手ともいえるカトーだけあり、展開している商品は幅広く、鉄道車両だけでなく線路・制御機器・ストラクチャーなども生産・販売しています。
販売されている主要な製品を簡単にご紹介します。

・車両
鉄道車両はカトーがもっとも力を入れている製品で、日本で一番人気の高いNゲージが特に多く作られています。
Nゲージだけでも50年以上の実績とノウハウがあり、これまでにかなり多くの製品を発表してきました。
私鉄の車両は他社に比べて少ないものの、JR貨物の新型電気機関車はほぼ網羅しています。
新製品をリリースしつつも、再生産も行うスタイルで安定的な商品展開を行なっているといえます。
Nゲージ製品は単品ケース販売と、複数の車両を収納できるブック型ケース販売としています。

蒸気機関車は国内では1/150スケールが一般的ですが、カトーの製品は少し大きく1/140スケールのものが多くなっています。
これは、以前から内蔵するモーターの問題で大きくせざるを得なかったようで、2007年になって初めて1/150スケールのC62をリリースしています。

KATO 1/150スケールのC62

HOゲージは日本型16番ゲージ規格によって製造され、国鉄時代の電車・貨車・機関車を取り扱っていますが、その数は多いとはいえません。
私鉄の車両は「近鉄アーバンライナー」だけしか製造されていません。
とはいえ、制作技術と製品へのこだわりは強く、D51蒸気機関車においてはシリンダー構造を変更し、急曲線に対応するなどの点が高い評価を得ています。

D51蒸気機関車

NゲージやHOゲージは日本国内だけにとどまらず、海外へも多く輸出しています。
過去にハドソン蒸気機関車・カブース・ログカーなどのアメリカ向けの製品を作っていました。
現在でも、ダブルスタックトレイン・コールポーターなどの旅客車や牽引機の製品を作っています。
長年の経験からカトーの制作技術力は高いため、海外からの評価も良く、鉄道模型会社の多いヨーロッパでも人気を集めています。

・線路(レール)
カトーはオリジナルでユニトラックという線路を制作しています。
ユニトラックは線路の下の土台部分が一体となった道床つきで、あらかじめ直線の長さ・曲線半径・円弧の角度が決まっている「組み立て式」を採用しています。
線路と線路をつなぐためには、「ユニジョイナー」という専用の継ぎ手が必要になります。
カトーは線路をNゲージ・HOゲージの2タイプ制作しています。

・制御機器
コントローラーはアメリカのデジトラックス社と提携して制作している、DCC対応のコントローラーがあり、それに対応する制御機器も同時展開しています。
サウンド制御・サウンドボックスなどを使って車両が走行するときに警笛・汽笛・きしみ音・連結音などのサウンドを自由に鳴らすことができます。
走行スピードによってエンジン回転ピッチ音などを変化させながら走らせることもでき、よりリアルな走行が可能になっています。

・ストラクチャー・アクセサリー
また、日本のNゲージレイアウトのための商品も作られています。
「ローカルストラクチャーシリーズ」などのストラクチャーキット、もともと街並みが完成形としてつくられている「ジオタウン」のほか、草地・樹木・地面などを作れるレイアウト材料など、幅広く展開しています。

■人気車種ラインナップ

・(10-1230)(10-1231)Orient Express 1988 15両セット(オリエントエクスプレス パリ-香港)

・Nゲージ パワーパック ECS-1運転台形コントローラー #22-050

・Nゲージ E5はやぶさ・E6スーパーこまち 複線スターターセット 10-020 鉄道模型入門セット

・Nゲージ レジェンドコレクションNo.2 151系 こだま・つばめ 12両セット #10-263

・Nゲージ 581系 寝台特急 月光 12両 レジェンドコレクション 10-1140

・Nゲージ E001形 TRAIN SUITE 四季島 10両セット 10-1447

・Nゲージ ユニトラムスターターセット 富山ライトレールTLR0600形 40-900

・Nゲージ 683系 8000番台 スノーラビットエクスプレス 9両セット 10-810

■まとめ

昔も今も安定した人気をキープし続けているカトー。
長年鉄道模型一筋で製品を作り続けてきたからこそ、この人気があるのかもしれません。
上級者からはもちろん人気ですが、これから鉄道模型を始めたいという初心者からも、スターターセットを販売していることなどから、人気が高いようです。
もしこれから始めたいと思っている人は、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

鉄道模型のトミックス(TOMIX)について調べてみた

鉄道模型のトミックス(TOMIX)について調べてみた

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鉄道模型のトミックス(TOMIX)について調べてみた

鉄道模型のトミックス(TOMIX)について調べてみた

 

 

鉄道模型を作っている会社で定番ともいえるトミックス(TOMIX)。
まず名前が上がる会社と言っても過言ではないでしょう。
今回はこのトミックスの歴史や製品について調べましたのでご紹介します。
これを読めば、人気の秘密がわかるかもしれませんよ。

■トミックス(TOMIX)とは?

トミックスは、1976年におもちゃメーカーのトミーにより作られた鉄道模型のブランドです。
直流2線式のNゲージおよびHO(16番)ゲージの車両・制御機器・線路・アクセサリー・ストラクチャーなどを幅広く制作・販売しています。
2001年に子会社であるトミーテックに事業が譲渡されました。

■トミックス(TOMIX)の歴史

トミックスがNゲージに力を入れ始めたのは1974年で、当時から車両・線路・制御機器をセット販売していました。
その二年後に今のトミックスという名前に変更し、それまでの外国生産から国産へと移行しました。
その後もドイツなど外国の技術を取り入れ、自社製品のクオリティを高めていきました。
1980年には栃木県に専用工場を設立し、HOゲージにも力を入れて始め、さらに製品ラインナップを増やしていったのです。

■トミックス(TOMIX)の製品

トミックスは蒸気機関車のように種類が少ないものもありますが、鉄道車両を幅広く販売しています。
それだけではなく、レイアウト用品や線路といった備品も販売しており、同社の製品だけで一式揃えることもできるでしょう。

●車両
トミックスが作っている車両は新幹線・機関車・貨車・私鉄車両・レールクリーニングカーなどです。
新幹線模型の縮尺は他社と同様の1/160で、連結器はTSカプラーおよびフック式カプラーが採用されています。
トミックスは鉄道模型メーカーの中でも、一番多くの新幹線を製品化しているメーカーです。

一方、機関車についてはあまり製品化されておらず、イギリス発の「きかんしゃトーマスシリーズ」やC57形・9600形などを発売しているのみで、これについては他社に軍配が上がる形となるでしょう。
しかし、「きかんしゃトーマス」のNゲージは世界初として発売されており、ストラクチャーやスターターセットなど意外に力が入っている部分もあります。

貨車の種類はそれなりに豊富で、線路の管理などに使う「事業用車」などの特殊車両も制作しています。
小型貨車や2軸車は基本的には1両単位で販売しており、この点は他社と異なるところです。
タム6000形・コム1・チ1などが製造されており、コンテナ貨車は乗せ替え用のコンテナやコキ100系列・コキ200などの新型コンテナや新系列コンテナに注力しています

客車はセット販売が多く、24系25形100番台や14系14形を中心に、24系24形・14系15形・25形0番台オハ35系・50系・60系・スハ32系などが作られています。
私鉄車両に関しては、1995年から2005年までの10年間は、新製品を発表していなかったこともあり、ラインナップはあまり多くありません。
そのラインナップは名鉄7000系パノラマカー・小田急ロマンスカー(VSE・GSE・HiSE・LSE)・新AE系スカイライナー・東武100系スペーシアなどがあります。
比較的新製品といえるのは、E233系ファミリーの小田急4000形電車・相鉄11000系電車・都営地下鉄10-300形電車(4次車)などです。

小田急ロマンスカー

小田急ロマンスカー

ほかに、レールクリーニングカーも製品化されており、トミックスが日本では最初に製造しました。
1981年発売の「国鉄193系クリーニングカーセット」は、193系電気検測車の先頭台車にヤスリがついた車輪を装備しており、実際にレールをきれいにする効果まで再現していました。
2000年に発売された「マルチレールクリーニングカー」は、ディスクを交換することにより、乾式・吸引・湿式の3通りの方法でクリーニングする機能を搭載しており、さらにフィルターカバーや付属のスポンジ・刷毛ブラシを取り付けできたりと、リアリティを追求したものになりました。
ただし、これは架空の車両で、塗装は何種類かパターンがあります。海外から注目されており、輸入販売も行われています。

レールクリーニングカー

レールクリーニングカー

●線路(レール)
トミックスは車両以外の製品も販売しており、線路にも力を入れています。
1976年には日本でNゲージとして、初のプラスチック製道床つき組み立てシステムレールを発売しました。
それ以前は道床つきのものは外国メーカーしか作っておらず、このトミックスの発売を機に日本で次第に普及した形となりました。
ターンテーブルにおいても、フロアレイアウトで線路と直接接続できるものとしては、トミックスが先を行っており、海外からいち早く先進的なシステムを導入したことが、現在も鉄道模型業界で大手といわれる所以ではないでしょうか。

機関区レールセット

機関区レールセット

●制御機器
制御機器としては、パワーユニットを電源に、ターンテーブル制御装置などの拡張機器がリリースされています。
現在のNECST-neoシリーズでは、無線操縦や列車走行音を鳴らせるパワーユニットもあります
センサーで連動する踏切や信号は以前から採用されていましたが、最近ではさらにレベルが高くなり、細かい部分まで忠実に再現されています。

●レイアウト用品
車両を走行させる楽しみを盛り上げるために、建築物・樹木・バラスト・カラーパウダー・レイアウトマットなど、レイアウト用品のラインナップも豊富です。
建築物は実在するコンビニ・ガソリンスタンドの許可を得て作られたものもあり、よりリアルなレイアウトが可能になっています。
ほかにもビルや一般住宅をはじめ、田舎の雰囲気を醸し出す藁葺きの屋根や、木造駅舎なども販売されています。

■人気車種ラインナップ

・Nゲージ 92991 限定 300 3000系東海道・山陽新幹線

・Nゲージ 98929 限定 0系東海道新幹線 (開業ひかり1号・H2編成)

・Nゲージ 98959 限定 500-7000系 山陽新幹線 500 TYPE EVA

・Nゲージ 98636 名鉄7000系 パノラマカー 第45編成 6両

・Nゲージ 98658 小田急ロマンスカー 70000形GSE 第1編成 7両

・Nゲージ 97912 限定 87系 TWILIGHT EXPRESS 瑞風 10両 鉄道模型 ディーゼルカー

Nゲージ 97912 限定 87系 TWILIGHT EXPRESS 瑞風 10両 鉄道模型 ディーゼルカー

Nゲージ 97912 限定 87系 TWILIGHT EXPRESS 瑞風 10両 鉄道模型 ディーゼルカー

・Nゲージ 98933 JR SLばんえつ物語 (オコジョ展望車)

■まとめ

鉄道模型業界では大手と言われるトミックスだけあって、歴史も製品も納得できるものがあります。
長い間鉄道模型制作に携わってこだわり続けてきたからこそ、今のトミックスがあると言えるでしょう。
これからも良い製品を作り続けて欲しいですね。

鉄道模型のマイクロエースについて調べてみた

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鉄道模型のマイクロエースについて調べてみた

鉄道模型のマイクロエースについて調べてみた

 

 

鉄道模型を作っている会社で定番ともいえるのはKATOやトミックスですが、鉄道模型を作っている会社はほかにもあります。
マイクロエースもその一つで、大手の企業より秀でている部分もあるため、コレクターからは人気の会社です。
今回はこのマイクロエースについて調べましたのでご紹介します。

■マイクロエースとは?

株式会社マイクロエースは埼玉県に本社を置くプラモデル・鉄道模型のメーカーです。
1990年代以降は、プラモデルから鉄道模型を主力製品に切り替え始め、現在ではNゲージの鉄道模型をメインに製造しています。
ラインナップとしては数両セットになったものや、増結セット、マイクロエースしか販売していない車両などがあります。
マイクロエースは再生産をあまりしておらず、それが理由でコレクターから人気を集めています。

■マイクロエースの歴史

マイクロエースは1963年に東京で創業し、1966年に株式会社有井製作所(アリイ)となりました。
このときはまだプラモデルをメインに製造しており、1980年以降に倒産した「しなのマイクロ」という鉄道模型制作会社を傘下に、鉄道模型のNゲージの制作を開始しました。
しかし一度撤退し、1996年に再び中国生産によるNゲージの制作に参入しています。
2004年6月に子会社である株式会社マイクロエースに事業を移管したため、現在のマイクロエースという社名となりました。

■マイクロエースの鉄道模型製品

マイクロエースは現在ではNゲージを主力製品として製造していますが、ほかにもいくつかの種類を発売しています。

●プラモデルとしての鉄道模型
マイクロエースは過去に、鉄道模型のプラモデルを制作していました。
1970年代には、蒸気機関車・電気機関車・ブルートレイン・国電・L特急などを1/80スケールで販売しています。
ほかには1/50スケールでオオタキ製の蒸気機関車の再発売もありました。

●Nゲージ
マイクロエースが、NゲージやHOゲージなどの鉄道模型の生産に本格的に乗り出したのは、1980年です。
当時はEF71・ED78形・EF64 1000番台・10系軽量客車・185系電車などを販売しており、ディテールにこだわって細部まで美しく再現されていました。
そのクオリティは大手会社の製品を超えるほどだったため、ファンからの評価は高かったそうです。

しかし、1980年代半ばからはしばらく新製品をリリースせず、1990年代に中国で作ったアメリカ車両を発売しました。
その後、1996年ごろから日本車両の発売を再開しています。
マイクロエースは企画と販売のみを行い、他社模型メーカーが持つ中国の工場に委託する形をとっています。

2006年には、マイクロエースの10周年を記念して、10周年記念の車両が発売されています。
マイクロエースの特徴として、機関車などの車両は単品で販売されることが多いですが、電車はセット販売されることが多いです。
以前は制御機器やレールといった商品も扱っていましたが、現在では車両や車両ケースなどの販売が主です。

同社の製品は取り扱い車両が多く、特に蒸気機関車は国鉄のほとんどの形式が作られており、マニアから人気の理由の一つになっています。
同型の車両でも、登場時・改造後・晩年期などをタイプ別に同時に販売することが多いです。
基本的には、販売された製品の中でも特に人気があった製品など、限られた製品しか再生産されません。これが原因で、中にはプレミアがつくものもあります。

●HO(16番)ゲージ
Nゲージを主力に販売していましたが、2005年には本格的にHO(16番ゲージ)の生産も開始しています。
以前は1/80スケールの鉄道模型プラモデルを販売しており、それをHOと表記していました。コントローラーやレールなどをセットにして「鉄道模型入門セット」として販売もしていました。傘下の「しなのマイクロ」も同じスケールの鉄道模型をつくっており、ノウハウはあったといえます。
キハ40系をはじめ、キハ183系・同系1000番台・キハ52系が制作されています。

●OEM生産
2004年にはアトラスというアメリカの会社と共同で、数種類の「2-6-0 Mogul」を販売しました。
この車両はアメリカから輸入され、日本では「7100形 義経号・弁慶号」と呼ばれているもので、2002年に発売された製品と同じものが採用されました。

■人気車種ラインナップ

前述のとおり、マイクロエースが発売している車両は多いですが、再販売が少ないため売り切れとなっている商品が多いです。
ここでは人気の車種をいくつか紹介します。

伊豆急2100系 5次車「アルファ・リゾート21」改造後 8両セット A6274

伊豆急2100系 5次車「アルファ・リゾート21」改造後 8両セット A6274

西武10000系レッドアロー「カナヘイの小動物ゆるっと小旅西武鉄道で行く川越旅号」7両セット A7021

西武10000系レッドアロー「カナヘイの小動物ゆるっと小旅西武鉄道で行く川越旅号」7両セット A7021

785系 NE01編成 リニューアル・ドア交換 5両セット A0989

785系 NE01編成 リニューアル・ドア交換 5両セット A0989

43系・10系・急行 彗星 基本7両セット A8562

43系・10系・急行 彗星 基本7両セット A8562

智頭急行HOT7000系特急「スーパーはくと」5次車6両セット A2051

智頭急行HOT7000系特急「スーパーはくと」5次車6両セット A2051

117系-300・京都地域色・ 抹茶色 タイプ 6両セット A7783

117系-300・京都地域色・ 抹茶色 タイプ 6両セット A7783

西武10000系レッドアロークラシック 改良品 7両セット A1988

西武10000系レッドアロークラシック 改良品 7両セット A1988

■まとめ

マイクロエースはNゲージやHOゲージを制作しており、販売方法に特徴がある会社です。
ほかの会社が作っていない車両もあるため、その車両が欲しいならこの会社で買う以外の選択肢がありません。
確実に手に入れるためには、できるだけ同社の情報をチェックしてすぐに買うことをおすすめします。

 

 

鉄道グッズって何がある?~車両部品からフィギュアまで~

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鉄道グッズって何がある?~車両部品からフィギュアまで~

鉄道ファンがコレクションするのは、鉄道模型だけではありません。ほかにもナンバープレートやヘッドマークなどの鉄道グッズがあります。これらのグッズは鉄道会社の即売会やオークションなどで売られていますが、1点ものも多いため高額になることもよくあるんです。ファンだからこそ、たとえ高額でも好きな車両のグッズを手に入れたいという人も多いんですね。今回は鉄道模型以外の鉄道グッズに何があるのかという内容でお送りします。

 

■鉄道グッズの種類

鉄道グッズはかなり幅広く、靴下や箸といったものから、鉄道車両の部品、駅にある駅名標など鉄道に関するものなら何でも対象となります。ここでは鉄道グッズにどんなものがあるのかをご紹介しますが、今回は鉄道ファンに特に親しまれているものをご紹介します。

・SL(蒸気機関車)ナンバープレート
鉄道のナンバープレートは、鉄道の車両番号(車番)が記載されたプレートのことです。ナンバープレートは主に国鉄の蒸気機関車に取り付けられており、廃車になった車両についていた本物のナンバープレートは、数が少ないため数十万などのプレミアがついた値段で取引されています。


・ヘッドマーク
ヘッドマークとは、急行列車や特急列車などの車両正面に取り付けられた、「富士」「さくら」「出雲」などの愛称が書かれたマークのことです。現在ではデジタル化でLED表示などの車両も増えてきましたので、少し寂しさを感じますね。文字だけではなく、絵も鉄道デザイナーによってデザインされており、その美しさも人気の秘密となっています。

材質は昔は鉄板製の手作りで作られ、10kgほどもありましたが、今はアルミやステンレスなどから作られており、5kgほどの重さです。ヘッドマークは希少ですので、数十万〜数百万で取引されることもあります。ヘッドマークをモチーフに作られた、缶バッジやステッカーなども売られていますので、手軽に手に入れたいならこちらです。


・愛称板
愛称板は、その名の通り愛称が書かれた板ですが、ヘッドマークと違い愛称板は列車の側面に取り付けられています。愛称板も急行や特急列車に取り付けられていましたが、現在は特急や急行自体の数が減っていることや、表示が板からLEDのデジタル表示になったことなどから、数が少なくなり鉄道ファンの間で高値で取引されるものもあります。


・行先標(サボ)
行先標は、「東京行」「上野行」など、列車の行き先を示すために列車側面に取り付けられている標のことです。よく「サボ」と呼ばれますが、これは国鉄が使っていた電報略号で、「サインボード」の略だといわれています。行先標は交換に手間や時間がかかるため、最近はビニール幕やLED表示へと変わってきています。オークションなどでは、数千円〜数万円の値段で取引されています。


・駅名標(駅名板)
駅名標(駅名板)は、「とうぶねりま」「かわごえし」など、駅に吊り下げられたり柱などに取り付けられている、駅の名前が記載された標のことです。意外と人気のある鉄道グッズですので、数万円の値段がつけられ、抽選で販売されることもあります。自分の地元や、思い出のある駅などはつい探して手に入れたいと思ってしまいますね。


・その他車両の鉄道部品
ほかにも、鉄道車両の部品なども細かく分解されて売られています。部品は無数にあり、前照灯・コンビネーションランプ・速度計・クラクションホーン・ワイパーユニット・列車種別幕など、何でもあれですので、全てを収集するのはとても大変です。

・鉄道むすめ フィギュア
そのほかの鉄道グッズとして、「鉄道むすめ」というキャラクターも人気を集めており、このキャラクターがきっかけで、鉄道に興味を持ち始める人もいるようです。鉄道むすめは、鉄道模型メーカーであるトミーテックが展開している、実在する鉄道会社で働いているという設定のキャラクターになります。商品としてはフィギュア、ドラマCD、ゲームなどが販売されていますが、メインはフィギュアで、それぞれのキャラクターは駅名や列車名などに由来しています。


白河ひばり [鉄道むすめ] 鉄道むすめ ~鉄道制服コレクション~ vol.1
このキャラクターは、JR東日本の東北本線白河駅から姓をとり、この駅に停車していた特急「ひばり」から名前をとって作られたキャラクターです。特急「ひばり」と「はつかり」に乗務しており、結婚後「松本」に姓を変え、「あずさ」という娘が生まれるという細かい設定が作られています。


外川つくし [鉄道むすめ] 鉄道むすめ ~鉄道制服コレクション~ vol.4 コレクションフィギュア単体
外川つくしは、銚子電気鉄道線外川駅とトロッコ客車「澪つくし号」から名付けられたキャラクターです。駅務係として働いており、地元の名物であるぬれ煎餅、たい焼きや子供、花が好きという特徴があります。


ねんどろいど 鉄道むすめ 鬼怒川みやび ノンスケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア
鬼怒川みやびは、鬼怒川温泉駅と、東武線特急「スペーシア」のカラーリングである「雅」から名付けられたキャラクターです。特急スペーシア車掌で、温泉好きという特徴があります。鉄道むすめ10周年記念キャラクター人気投票では、1位になったキャラクターでもあります。


■まとめ

今回紹介した鉄道グッズは、手に入りにくいものも多いです。主にインターネットオークションなどで売られていますが、即売会に行くほうが掘り出し物もありますし、安価に購入できます。10月14日の「鉄道の日」などによく開催されますので、その日を狙って鉄道会社の情報をチェックしましょう。

 

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初心者向けにHOゲージを楽しむ方法 鉄道模型の他スケールについても

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初心者でも簡単!鉄道模型(HOゲージ)を楽しむ方法

Nゲージは、日本で最も人気の鉄道模型の型です。理由は安価で、種類も多いことが挙げられますが、鉄道模型の型はほかにもあります。HOゲージもその一つで、ほかのゲージとは違った魅力があります。初心者におすすめなのはNゲージですが、HOゲージを楽しむことも十分可能です。今回は初心者向けにHOゲージを楽しむ方法や、始め方をご紹介します。

■HOゲージとは?

HOゲージ(16番ゲージ)とは鉄道模型のサイズの一つで、鉄道模型の中では中間的なサイズになります。HOという名前は、1/43・1/45・1/48の縮尺で作られている「Oゲージ」の半分(Half)程度ということで、HOゲージとなりました。縮尺は約半分の1/87で、ゲージ(線路幅)は16.5mmとなっています。

・HOゲージはどこが魅力的?
縮尺、つまりサイズが大きくなると、それだけ模型を繊細に作り込むことができます。そのため、HOゲージの仕上がりはとても美しく、外観だけでなく内観まで詳細に作り込まれています。また、車両が走行する時は迫力ある動きが楽しめ、「ガタンゴトン」という走行音もリアルに再現されています。

こういった魅力が鉄道模型好きの人たちから評価されているのです。値段は比較的高くなりますが、それだけの価値は十分あります。

画像はHOゲージ KTM カツミの 阪急 9300形 Aセット 高級模型です。

画像はHOゲージ フライシュマンの 客車や貨車類です。

■NゲージやZゲージとの違い

次に、もっと詳しく知るためにそのほかのゲージと比べてどうなのか比較してみましょう。

・サイズ
HOゲージは先ほどお伝えしたとおり、縮尺は1/87で線路幅は16.5mmです。Nゲージの縮尺は1/148〜1/160で、9mmの線路幅です。そのため、これら2つを比較すると、約2倍の違いがあるといえます。また、Zゲージの線路幅は6.5mmで縮尺は1/220ですので、比べると約2.5倍の差があるということになります。

・価格
鉄道模型の価格は、人気車両や車両の新しさによっても変わりますが、基本的には縮尺が大きくなるほど、価格も比例して高くなります。Zゲージだと、数百円〜数千円の価格帯で売られているものが多くなっていて安価です。そして、Nゲージは3000円〜7000円程度のものが多くなっているのに対し、HOゲージは7000円〜20000円ほどの価格帯が多くなっています。サイズが約2倍ですので、値段も同じくらいの差があると考えてください。


画像は上からHOゲージ Nゲージ Zゲージです。

画像は車両のレールに乗せる間隔の違いです。上 HOゲージ 左 Zゲージ 右がNゲージとなります。

■HOゲージを始めるために必要なもの

ここでは、初心者が最低限用意しておくべきものをまとめていますので、購入する際の参考にしてください。

・広いスペース
広いスペースはHOゲージを楽しむうえで、とても大事です。車両のサイズが大きいため、線路幅も大きくなっているからです。その分レール全体のサイズが大きくなりますので、それだけ広い場所が必要になります。実際にどのくらいの広さが必要なのでしょうか。

基本的なエンドレス(山手線状の円周線路)のサイズが2366mm×1382mmぐらいです。実際にNゲージのレールと比較してみましょう。基本的な線路のセットともいえる「KATOのM1 エンドレス線路基本セット マスター1」は、1337mm×677mmですので約2倍の長さの差があり、面積だと約4倍の差があることになります。


上記のサイズは単純に線路だけのサイズですので、周りに歩けるスペースを確保するため、ゆとりを持って3600×2600程度の場所があれば、初心者でも楽しめるでしょう。これはだいたい6畳くらいの部屋に相当しますので、HOゲージを楽しむためにはそれなりに広い部屋が必要なのです。

「部屋が狭いから諦めよう…」と考えている人は、「KATOのHO テーブルトップスターターセット EF510-500 カシオペア」などのセットを購入するといいでしょう。こちらのセットは、レールのサイズが1151mm×782mmで、コンパクトなサイズになっており、テーブルで遊べるセットとなっていますので、部屋が狭い人でも楽しめます。


・車両
広いスペースが確保できたなら、次に車両を選びましょう。車両選びは鉄道模型で最も楽しい瞬間といっても過言ではありません。車両は好みのものを選ぶのが一番です。人気のものをいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。

KATO 3-510 24系25形 寝台特急客車 基本4両セット
TOMIX HO-9054 国鉄 455(475)系急行電車増結セット
TOMIX HO-9064 113-2000系近郊電車 湘南色 基本セットA 4両
KATO 1-321 EF81 一般色 / 北斗星色 / 95 レインボー塗装機



・コントローラー(パワーパック)
コントローラーは、車両を動かすための電源装置で、パワーパックとも呼ばれます。鉄道模型は動かすことでさらに楽しみが倍になりますので、コントローラーの購入は必須といえるでしょう。「KATOのパワーパック スタンダードSX」はACアダプターを変えるだけで、Nゲージにも使えるためお得です。

ACアダプターは別売りになっているため、「KATO HOゲージ HO用ACアダプター 22-083」などを買いましょう。互換性を考えて同じメーカーのものを選ぶ方がベストです。

・レール(線路)
車両を走らせるには、コントローラーだけでは不十分です。車両が走るためのレールも同時に購入しておく必要があります。レールは直線や曲線などいくつかの種類があり、初心者は選ぶのに迷うかもしれません。初心者へのおすすめは、エンドレスの線路で半永久的に走れるように設置する方法です。

これが最もスタンダードな遊び方で、長く楽しめる設置方法になります。直線や曲線のレールを自分で選んでオリジナルのレイアウトを作れますが、最初は「KATO 3-105 HM1 HOユニトラックR670エンドレス線路基本セット」「HV1 HOユニトラック R730エンドレス複線化線路セット」「HV5 HOユニトラック R550エンドレスセット」などのセットになったものが簡単でおすすめです。慣れてきたらもっと複雑な配置を試してみるのもいいでしょう。


■初心者がHOゲージを始めるならスターターセットがおすすめ

初心者のうちは何を選んでいいのかわからない人も多いと思います。そういう人におすすめなのが、スターターセットです。

スターターセットは、車両・エンドレスの線路セット・パワーパックなど、初心者がHOゲージを始めるのに必要な最低限のものが一つになったもので、これだけ買えばすぐに始められるのでとても簡単です。例えば、以下のような商品があります。

「KATO HOゲージ HO スターターセット キハ58系気動車 3-004 鉄道模型 入門セット」
「KATO HOゲージ テーブルトップスタータセット EF510 カシオペア 3-003 鉄道模型入門セット」


デメリットとしては、車両の種類が限られているため、好みの車両がない場合もあります。そういうときは無理してスターターセットを買わずに、好みの車両を選ぶことを優先してください。スターターというだけあって初心者にはおすすめですが、好みではない車両を買ってしまったことが原因で、あまり楽しめないということになっては本末転倒です。そのため、あまり気に入った車両がない場合は、車両・レール・パワーパックをバラで買うことをおすすめします。

■簡単なレイアウトの作り方

とりあえず走らせたいということなら、先ほどご紹介した「KATO HM1 HOユニトラックR670エンドレス線路基本セット」などのセット品がおすすめですが、もっと変わったレイアウトや複雑なレイアウトを試してみたいという人は、KATOが提供しているレイアウトを参考にすることもできます。ここにはレイアウトのプラン図だけでなく、必要なパーツリストやパッケージリストがありますので、初心者でも迷うことなく購入することができます。

■レンタルレイアウトなら気軽に楽しめる

部屋にHOゲージを走らせるための部屋がない場合は、レンタルレイアウトを利用するのも手です。レンタルレイアウトは簡単に言うと、レイアウトを貸してくれる店のことで、車両持ち込みで、店に設置されているレールを使用することができます。家で楽しむことはできませんが、レールやパワーパックなどの費用がかからないのがメリットです。

レンタル費用が必要になりますが、店が用意している本格的なレイアウトを使えるため、楽しさは倍増します。車両を貸し出している店もあるため、まだ何も購入していないならレンタルレイアウトの店を試してみるのもいいですね。自分の住んでいる地域にレンタルレイアウトの店がないか探してみてください。

■まとめ

鉄道模型を始めたばかりの頃はNゲージがいいとされていますが、スターターセットやレンタルレイアウトなどを利用することで、初心者でもHOゲージを十分楽しむことができます。今回の記事を参考に、挑戦してみてください。

 

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初心者でも簡単!鉄道模型(Nゲージ)ジオラマの作り方

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初心者でも簡単!鉄道模型(Nゲージ)ジオラマの作り方

鉄道模型に興味はあるものの、「Nゲージって何?」という人も多いのではないでしょうか。鉄道模型やジオラマ制作は奥が深く、初心者には敷居が高い印象を受けるかもしれません。ですが、簡単に始められるスターターセットやレイアウトベースキットなどの製品もありますので、そういったものを選ぶと初心者でも簡単に鉄道模型を楽しめます。この記事では初心者向けに、Nゲージ鉄道模型やジオラマの作り方をやさしく解説します。

■鉄道模型の種類

鉄道模型と一口に言ってもゲージ(線路幅)によっていくつかの種類があります。同じ規格であれば、車両の相互連結が可能になっていますので、楽しみ方の幅が広がります。ここでは代表的な3つのゲージをご紹介していきましょう。

・Nゲージ
Nゲージは求めやすい価格で扱いやすいため、日本で最も主流といえる鉄道模型規格です。線路の幅は9mmで、NゲージのNは英語のNine(9)から来ています。Nゲージは国際規格のため、国内だけでなく外国製車両の種類も豊富で、様々な楽しみ方が可能になっています。

画像はNゲージ KATO 2021 C11形蒸気機関車

・H.Oゲージ
H.Oゲージは16.5mmと、Nゲージよりも線路幅とサイズが大きい規格です。以前は主流のゲージでしたが、基本的に金属製で作られており高価なため、現在ではNゲージのほうが主流となっています。また、サイズの大きさから広い場所が必要なこともあり、上級者向けのゲージといえるでしょう。

画像はHOゲージ 天賞堂 72020 EF58形 電気機関車 小窓 青大将色

・Zゲージ
Zゲージの線路幅は6.5mmで、車両もNゲージよりひと回り小さいサイズの規格です。車両が小さい分、狭い場所でも楽しめたり、代わりにジオラマを大規模のものにして楽しむという使い方ができます。

画像はZゲージ プリモロコ  2005 タキ43000

・おすすめはNゲージ
初心者に最もおすすめゲージはNゲージです。その理由は、比較的小さいサイズで場所を取らず、全てのメーカーの車両を扱えるうえ、価格もリーズナブルだからです。日本で最も人気のため、車両や関連商品が充実していることもポイントです。

■Nゲージを楽しむうえで必要なもの

次にNゲージを楽しむうえで、最低限必要なものを解説します。走らせるだけであれば、車両・レール・電源装置があれば十分です。

・鉄道車両
まずは鉄道車両がないと始まりません。日本国内で有名なNゲージメーカーは、カトー(KATO)とトミックス(TOMIX)です。この2つの違いは主にレールにあり、どちらのレールでも、すべてのNゲージ車両を走らせることができますが、カトーとトミックスのレールを連結することはできません。どちらを選ぶかは好みお選びください。

車両は新幹線や在来線など、日本で実際に走っているものもありますので、馴染みのあるものや見た目が気に入ったものを購入しましょう。初心者におすすめなのが、入門用の「スターターセット」や「ベーシックセット」などの、車両・レール・電源装置(コントローラー)がセットになったものです。例として以下のようなものがあります。

■おすすめのスターターセット色々
KATO 10-003 スターターセット 500系 新幹線 のぞみ
KATO 10-001 スターターセット E5系 はやぶさ
KATO 10-032 スターターセットスペシャル D51 SL列車セット
TOMIX 90169 ベーシックセットSD E233系上野東京ライン
TOMIX 90167 ベーシックセットSD E259系 マリンエクスプレス踊り子



・レール(線路)
レールはカトーならカトーの製品で統一する必要があります。接続部の形状が異なるため、カトーのレールとトミックスのレールを結合することはできません。スターターセットなどのセット商品を購入する場合は、買う必要はありませんが、しばらく遊んでみて必要になったら買い足していくといいでしょう。

KATO Nゲージ 直線線路 248mm 4本入
TOMIX Nゲージ ストレートレール S140 F 4本セット


・電源装置(コントローラー)
電源装置は車両を動かすためのコントローラーで、別名パワーパックとも呼ばれます。こちらもスターターキットを購入する場合は必要ありません。個別に購入する場合は以下のような製品を購入しましょう。

KATO 22-018 Nゲージ パワーパックスタンダードSX

TOMIX 5506 TCS パワーユニットN-1001-CL


・ジオラマ
ジオラマは必ずしも必須ではありませんが、ただ車両を走らせるだけでは少し寂しいものがあります。ジオラマを設置してその中で走らせることで鉄道模型がより本物の車両に近くなり、最大限に楽しむことができるのです。

■鉄道模型のジオラマの作り方

ここでは、鉄道模型をより深く楽しむためにジオラマ制作の大まかな流れを紹介します。初心者でも既製品を上手く使うことで、簡単にクオリティの高い作品を作ることができます。ぜひチャレンジしてみましょう。

・プランニング
最初にどのようなジオラマを作りたいかを計画しましょう。ネット上の写真や、実際に自分が撮影した写真を参考に、簡単なイラストを描いてイメージを具体的にしていきます。レイアウトに自信がない場合は、「レイアウトサポートガイド」などを参考にするといいでしょう。

・材料の用意
材料は土や木、建物など多くの種類が発売されており、どういった情景を再現するかで必要な材料が大きく変わってきます。自分のイメージしている情景に合ったものを購入していきましょう。ここでは、よく使われている主な材料をご紹介します。

ジオラマボードは土台となるもので、必須といってもいい材料です。カラーパウダーは上手く使うことで、土や草の表現ができます。さらに自然に見せるために木などの緑を適度に取り入れ、建築物や信号などを配置しましょう。建築物については、既製品が販売されているため、一から作る必要はありません。人のフィギュアを配置すると、よりリアリティーが増すためおすすめです。

■ジオラマ用品色々
トミーテック ジオコレ エクストラ ジオラマ素材020 ジオラマボード
TOMIX Nゲージ カラーパウダー ブラウンミックス 8118
森林 選べる 色 数量 50本 100本 【DauStage】
Outland Models 鉄道模型風景 オーバーヘッド歩道橋1/160 Nゲージ
トミーテック ジオコレ 建物コレクション 108-2 駅前商店C2
TOMIX Nゲージ 商業ビルC ライトブラウン 4244
人間フィギュア 未塗装 情景コレクション 35㎜ スケール:1/50 100個セット



・配置
材料が揃ったらボード上に仮配置して、自分のイメージに合ったものになるか確認してみましょう。材料が十分だと思っていたものの、実は不足していたというケースもあるため、仮配置は重要です。また、レールと建築物が近すぎた場合、車両と接触してしまうこともあるため、レールを仮設置後に車両の動作テストも必ず行いましょう。仮配置が問題なければ、実際にボードに設置していきます。ひとつずつ確認しながら、慎重に作業を行いましょう。

・完成
全ての配置が終わったら完成です。思う存分車両を走らせましょう。写真の撮影を行うのもいいですね。もっと追加したい部分があればどんどん追加して完成度を高めていくのも、楽しみの一つです。

■初心者は既製品を選ぶのもあり

初心者で、もっと簡単にジオラマを試してみたいという人は、既製品や半既製品を使ってみるのもいいでしょう。既製品は基本的にオーダーメイドになるため高価ですが、レイアウトベースキットなら、比較的手頃な値段で購入できます。

鉄道模型ジオラマレイアウト 昭和の駅前商店街2
トミックス 8018 レイアウトベースキット

■まとめ

鉄道模型は車両を走らせるだけではなく、イメージ通りのジオラマを作るのも楽しみの一つです。ジオラマ制作は様々な材料であらゆる情景を再現できるため、とても奥が深く飽きません。初心者でいきなり大規模のものを作るのは難しいかもしれませんが、まずは簡単な小規模のものから制作して、徐々に大きくして楽しみを広げていきましょう。今回の記事が参考になれば幸いです。

 

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プラレールの収納アイディア&おすすめアイテムを紹介!

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プラレールの収納アイディア&おすすめアイテムを紹介!

 

プラレールの収納アイディア&おすすめアイテムを紹介!

電車好きの子どもにとくに人気のおもちゃがプラレールです。電車本体のほかレールをはじめとした付属パーツも多く、片付けに悩む人も多いでしょう。子どもも片付けやすく部屋もすっきりする、プラレールの収納アイディアと収納に便利なおすすめアイテムを紹介します。プラレールの片付けや収納に悩んでいるときには、ぜひ参考にしてください。

プラレールを効率よく収納する3つのポイント

あらかじめポイントをおさえておくと、プラレールの片付けや収納がしやすくなります。パーツの多いプラレールだからこそ知っておきたい、効率よく収納する3つのポイントを見てみましょう。

パーツごとに分別して収納する
・プラレールはほかのおもちゃと違い、遊ぶときに使うパーツの種類が多いです。ひとつのボックスにまとめて収納すると、どこに何があるのか分からなくなってしまいます。本体は本体、レールはレール、という風にパーツごとに分別して収納するようにしましょう。
収納したものの中身がわかるようにする
・プラレールの各パーツを分別して収納したあとは、中身がわかるようにすると遊ぶときにスムーズに取り出せます。どこに何をしまうかもわかるので、子どもも片付けやすいです。ケースや引き出し部分に何が入っているかを書く、写真を貼るなど中身がわかる工夫をしておきましょう。
隠す、飾るを両方取り入れておく
・プラレールは自分でレールを敷いてコースを作る楽しみもあります。そのため、子どもが「せっかく作った大作をしばらく飾っておきたい」となることもあるのです。パーツごとに分解して収納できるスペースだけでなく、しばらく作ったものを飾っておけるスペースを設けておくのもよいでしょう。

プラレール収納におすすめのアイテム3選

子どもも片付けやすくすっきりプラレールをまとめられる、プラレール収納におすすめのアイテムを3つ紹介します。

100均の事務用品やキッチン用品
・ほかのおもちゃ収納のアイディアにも多く活用されるのが100均で手に入るアイテムです。もちろんプラレールの収納にもぴったりなアイテムがそろっています。棚やボックスなど、こまかいところに分別して収納するのが苦手な子どもや小さい年齢の場合、ざっくりと入れながらも分別ができる100均アイテムを使うのがよいでしょう。たとえば、A4サイズの書類ケースならプラレール本体やレールを分別しながらそのままざっくり入れるのに便利。プラスチックで留めるタイプから、ジッパーで開閉するタイプまであるので使いやすいものを選びましょう。ジッパー式の小袋も、ざっくり収納に便利です。
ニトリのプラケース
・おねだん以上ニトリのフレーズでおなじみ、ニトリはコスパもよいプラケースがそろっています。いろいろなタイプのプラケースが発売されているので、収納したい場所や子どもの年齢に合わせたプラレールの収納に活用しやすいです。
フタつきで中身もわかる透明タイプのプラケースは、ボックス式で重ねられるのが特徴。プラレール本体やレールが増えても増設しやすいです。ひとつの場所にコンパクトにまとめたいときには、引き出しタイプのプラケースが選択肢になります。

サイズ豊富でお求めやすい! ニトリのプラケース

画像:ニトリ公式より引用

イケアのトロファスト
・おもちゃ収納として人気の高い、イケアのトロファストは分別して収納したいプラレールと相性のよいアイテムです。プラレールのパーツごとに収納できるのに加えて、フレームの上部分は完成したプラレールを飾れるスペースとしても活用できます。

プラレールをはじめとしたおもちゃを卒業したあとは、学習道具やランドセルを置くスペースとしても使えます。子どもの成長に合わせて、長く使える収納としても活躍するでしょう。

IKEAのトロファスト おもちゃ収納として人気が高い

おもちゃを卒業したあとは、学習道具やランドセルを置くスペースとしても使えます。

画像:IKEA公式より引用

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鉄道模型のレイアウトについて、まじまじと考えてみました

鉄道模型のレイアウトについて、まじまじと考えてみました。


そもそも、レイアウトとジオラマの違いは何なのか?同じなのか?きになったので色々調べてみました。

まずはウィキペディアで調べる

「レイアウト」
※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鉄道模型におけるレイアウトとは、模型列車を走行させるための線路と情景を備えた運転施設を指す。
レイアウトと同種の情景模型としてジオラマがあるが、鉄道模型においては車両の走行が出来るものをレイアウト、車両も情景の一部として固定もしくは静置されたものをジオラマ/シーナリーセクションと呼び区別している。

「ジオラマ」
※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジオラマ(仏:diorama)は、展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する方法で、博物館展示方法の一つである。
中略
鉄道模型においては、規模の大小や情景の有無に関わらず、模型車両の運転を楽しむものを英語由来の「レイアウト」(Layout )と呼び、小規模で車両走行を主目的としない、飾ること、見せることを主眼に置いて工作密度を高めたものを、「シーナリーセクション」 (Scenery section ) と呼び、区別している。これは英語圏および日本で一般的である。日本において、フランス語由来の「ジオラマ」の呼称を使うこともある。

ふむふむ、ウィキペディアによると鉄道模型においては車両の走行が出来るものをレイアウトであり静置展示のものをジオラマやシーナリーセクションと呼ぶと記載がありました。

それでは各大手の鉄道模型メーカーはどうでしょうか

トミックスの場合
トミックスについては、レイアウトのページで盛んに使われているワードとして 「ジオラマ制作」や情景レイアウト「ジオラマ」と表記があります。走らせることもできるレイアウトジオラマというワードも出てました。ジオラマを制作してみようと、普通にレールと電源があり 通電テストなどもおこなっておりました。。。ということは、トミックスの場合、ジオラマも静置展示ではなく、レイアウトもジオラマもある種同一のものとして考えられている様に感じました。一般的に見たら、わかりやすくするためにあえてそういった言葉を使ったかもしれませんが、いささか一発目に調べたトミックスで私の脳内で混乱を招いています。

東京マルイの場合
東京マルイは、PROZのZゲージのコースのことを「ジオラマコース」と表記して商品名として販売しています。レイアウトと名前が一切出てこない状態になっていますが、コースと言う言葉を使うことにより、車のサーキットで走らせることができるような印象をもたせることができているのかなと勝手に思いました。

カトーの場合
カトーの公式ページにて、レイアウトプラン特集があります。カトーの単線や伏線レールなどやポイントを使ったプラン集がまとめられています。製品の型番も一緒に掲載されているのでわかりやすく応用腕競うで、じっくり見たい気持ちにさせられました。。(レイアウトの話しに戻りますが、ジオラマという言葉がこのページ内にはなく、レールの上を鉄道模型を走らせて楽しむものをレイアウトと表記しているようです。

カツミ KTMの場合
レール1本・釘1本からでもご相談いただけます。とキャッチコピーのカツミは、お客様のレイアウトの設計や相談を気軽に相談できるようです。ページ内には、ジオラマの設計や制作もお気軽に。と記載がありますので会社的にもメインはレイアウト中心のようです。それにしてもコントローラーもメーカーオリジナル制作も可能なのは、びっくりしました。自分だけのレイアウトの制御できるコントローラーも楽しそうです。

今回は、4つのメーカーを取り上げましたが、鉄道模型界では、トミックスのように、ジオラマとよんじゃえ!というような風潮があったり レイアウトジオラマやジオラマ(レイアウト)とつけたり、東京マルイのように「ジオラマコース」と独自に商品名を作ったりと色々あることがわかりました。カトーやカツミのように、動力を走らすタイプの情景模型のことをビシッと「レイアウト」と表記しているのもわかりますが、トミックスのように、一般的に馴染みの深い言葉を使って鉄道模型を浸透させたいという気持ちも分かる気がします。 「ゲーム機のことをすべてファミコンとよぶ母ちゃん」と一緒なのかと少し思う気もしますが、ゲーム機=ファミコンはずれすぎだろうな。。「スーパーファミコンをファミコンとよぶお父さん」くらいの気持ちでレイアウトとジオラマの関係やジオラマレイアウトなどが飛び交う鉄道模型界を暖かく見守っていこうと思います。

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